ハウジング

MATRIXミッドレンジスピーカー。ステンレス素材を削り出したハウジングは高い質感と優れた冷却性を両立しています。そしてすばらしい放熱特性を持った前面プレートには、ドーム部を保護するためのグリルが付きます。開口率の高いメッシュグリルは放熱の制限無く、最適な保護を約束します。高い質感を保持するステンレス削り出しの ハウジングはすばらしいサウンドクオリティーを保証します。

専用取付リングのネジ締め構造により、取付状態をスマートに演出します。また、ひとつひとつをハンドメイドで削り出したスピーカー端子は、ABS樹脂製ボトムプレートに埋め込まれています。φ2.5mmまでのスピーカーケーブルの接続が可能です。また、エンクロージャー内にはMATRIXフェイズプラグは、音質に影響する定在波を100%カットします。

ドライバー
2.1に採用される54mmボイスコイルは、φ24mmのセンターホールとφ3mm X 10個のエア調整ホール処理が施されたネオジウムマグネットが最大の特徴です。これらの穴処理は、ツイーターとのボリュームをそろえる他、発生する熱を抑える役目も果たしています。ダンピング材には、100%ラムウールを使用することにより、最低共振周波数490Hzを可能としています。

ダイアフラム

2.1のシルクドームは、MATRIXシステムの中でも大きな特徴のひとつとなっています。シルク素材を熱圧着した後で、特殊な樹脂に浸して完成します。機密性を確保すること、極薄のシルクドームが動作する耐久性を得るために、ドーム両面にアクロナルコーティング処理を施してあります。